サ行の天然石・まめ知識
<サ行の天然石のまめ知識>
サファイア (sapphire)
<硬度> 9
<産地> ミャンマー スリランカ タイ インド など
<お取り扱いの注意> 水や日光にも強く、硬度の高いので比較的とりあつかいやすい天然石です。 逆に他の石を傷つけたりしないように 保管場所は他の石とぶつからないように別々にしたほうがいいと思います。
すがすがしいまでのブルーが印象的な天然石 ダイヤモンドに次ぐモース硬度の高さとその美しさで宝石としてもたいへん価値の高い石です でコーンフラワー・ブルーとよばれるインド産のサファイアが その色合いの鮮やかさから最高級品といわれています 普通は青色のサファイアが一般的ですが 含有する成分によって色が劇的にかわってきます 青は鉄とチタンからなり、 ピンクはクロム、 緑と黄色は鉄によってその美しい色が作られています
サードオニクス(サードニクス) (sardonyx)
<硬度> 7
<産地> ブラジル インド ウルグアイ トルコ など
<お取り扱いの注意> 硬度も高く、比較的取り扱いのしやすい天然石ですが、長時間の直射日光などは避けて下さい。
アゲートの一種です 赤褐色を意味する「sard」と爪を意味する「onyx」が名前の由来とされています 異なる色が直線的に層になっている特長を生かして 古来よりカメオや印材などの美しい装飾品を作るのに使われてきました
サンストーン (sunstone)
<硬度> 6〜6.5
<産地> インド ノルウェー アメリカ カナダ など
<お取り扱いの注意点>圧迫するような状況にはもろいので注意してください 高い熱に弱いです 熱湯などかからないようにしてください 超音波洗浄は出来ません
ムーンストーンなどと同じフェルドスパー(長石)の一種です アベンチュリン・フェルドスパーという別名のありますが これは含有物が光に反射してギラリと輝くアベンチュリン効果を有するためです 含有物としてヘマタイト、ゲーサイト、コッパーなどを含み、これらが赤系の色、オレンジ色などキレイな色を出しています 月の光を意味するムーンストーンとは反対に 明るい色合い、ギラリと光るアベンチュリン効果でその名の通り明るい太陽がイメージできます 「ヘリオライト (太陽の石)」という別名もあります
珊瑚 (コーラル (coral))
<硬度> 3.5〜4
<産地> 地中海沿岸 東シナ海 ハワイ沖 など
<お取り扱いの注意点>傷が付きやすく 熱、酸、油脂に弱いので使用後は柔らかい布でふき取る習慣を 超音波洗浄は避けてください
珊瑚は石の化石のように見えますが もとは海の生物です 腔腸動物のポリプが作ったコロニーの中心骨格だそうです が成分はパールと同じ炭酸カルシウムなので磨くとツヤがでてとてもキレイです 色はピンクや赤、白いものなどがあり、それぞれ「アカサンゴ」「モモイロサンゴ」「シロサンゴ」とよばれています なかには黒い珊瑚や青いものなどもあり とてもバリエーションに富んでいます
ジェダイト (jedeite) 翡翠
<硬度> 6.5〜7
<産地> ミャンマー ロシア アメリカ など
<お取り扱いの注意> 比較的強く、丈夫な石ですが、色が染み付きやすいという特徴があります。 また、超音波洗浄は変色の恐れがあるので避けたほうがいいです。
深みのある緑色が魅力で高貴な雰囲気漂う天然石です パイロクシーン(輝石)の仲間。 一般的にジェード(翡翠)というと2種類の石があります 1つは硬玉のジェダイト、もう一つは軟玉のネフライトです 色むらのない半透明の最高品質のものは特別にインペリアル・ジェードという名前で呼ばれ、とても価値が高いとされています
シトリン (citrine)
<硬度> 7
<産地> ブラジル インド チリ など
<お取り扱いの注意点>市場に出回っているものの多くは加熱処理によって変色させているものが多いため、そのような処理を受けているシトリンは強い光、熱によって色あせすることもあるので注意です
クォーツ(石英)の一種で 透明度の高いイエローが爽やかな雰囲気の天然石シトリンです 天然のものは希少性が高く 今出回っているシトリンの多くはアメジストやスモーキークォーツに熱処理を施したものですが天然との価値の差はほとんどないとされています
ジャスパー (jasper)
<硬度> 7
<産地> インド インドネシア ブラジル 中国 など
<お取り扱いの注意点> 塩素系の化学物質(洗剤など)に弱いです 長時間の強い紫外線にも注意されたほうが良いです 超音波には弱い石です
ジャスパーは不透明なクォーツ(石英)をさします アゲートやカルセドニーと同じ種類になります 不透明なのは酸化鉄やクローライトを多量に含んでいるため 含有している成分によって赤系の色や緑系の色など様々な色や芸術的な模様が生まれます
真珠 (パール (pearl))
<硬度> 2.5〜4.5
<産地> (海水産)オーストラリア インドネシア 三重県など (淡水産) 中国 アメリカ 茨城県など
<お取り扱いの注意点>熱に弱く、硬度も低いのでデリケートに扱ってください 汗や皮脂が付きっぱなしになると変質するので 使用後は柔らかい布できれいにふき取ってください。
古代より真珠は女性の美の象徴として君臨してきました 日本では1893年以降「アコヤガイ」での養殖に成功して以来、商業的な真珠の養殖が盛んになったとされています 主な貝は「アコヤガイ」「シロチョウガイ」「クロチョウガイ」「マベガイ」「アワビガイ」などがありますが 貝の種類によって出来上がる真珠のカラーが変わってきます 「クロチョウガイ」では神秘的なブラック・パールが作られます 通常は核を貝に入れて、核を中心に真珠層を巻かせてできるものですが 淡水パールは核を使わずに真珠を作るため、全てが真珠層で出来るパールになりますが 形はまん丸とはいかず、個性的な形のものが多く出来るようです 「ドブガイ」という貝で作られる鳥の翼のような形をした「ウィング・パール」というとても個性的なパールもあります
スギライト (sugilite)
<硬度> 5.5〜6.5
<産地> 南アフリカ イタリア オーストラリア 日本 など
<お取り扱いの注意点> 塩が付くと変色することもあるそうなので アクセサリーとして使用した際には汗など付いたらすぐふき取るようにしてください
比較的新しい天然石です1944年に日本で発見されました 発見した鉱物学者・杉 健一氏の名前から「スギライト」と名づけられました 日本で最初に発見されたときは緑色のものだったそうですが 後に南アフリカなど海外では紫色のものが発見され、多く出回るようになりました
スモーキークォーツ (smoky quartz)
<硬度> 7
<産地> ブラジル マダガスカル アメリカ オーストラリア など
<お取り扱いの注意点> 長時間、強い紫外線にあてると変色することもあるので注意してください また汗、皮脂が付きっぱなしになるとくもったりすることもあるそうなので もし付いてしまったらきれいにふき取ってください
スモーキークォーツはクォーツ(石英)の一種で茶色や煙がかったような色で透明感のある天然石を指します 天然の放射能によって茶色く変色したものや アルミニウムを含んで濃い茶色に色づいているものをさします より黒っぽいものは「モーリオン morion(黒水晶)」という名前でも呼ばれています また 「ケアンゴーム cairngorm」と呼ばれるものは スコットランドのケアンゴーム山脈から産出されたものをいいます 熱を加えることによって色が変わり、無色になったり 黄色く変色してシトリンとして出回ることもあります 落ち着いたブラウンカラーと吸い込まれそうな程の透明感に安らぎすら感じるとても素敵な石です。

