カ行の天然石・まめ知識
<カ行の天然石のまめ知識>
カイヤナイ ト (kyanite)
<硬度> 4・5〜7(石の部分によってモース硬度に差があります)
<産地> ブラジル ケニア インド ミャンマー など
<お取り扱いの注意点>弱い部分か強い部分か見極めは難しいと思いますが 弱いところはモース硬度が4ぐらいだそうなので もし弱い部分を手にしたら 強い衝撃など与えないようにしてください 基本的に割れやすい石です。 超音波洗浄には不向きです
深い青がとても印象的な天然石です 平板状の結晶で産出されたものは非常に価値が高いとされています カイヤナイトは結晶軸方向によって硬度が違うのが特徴の石です そのため「ディスシーン」(二硬石)の別名もあります まれにシャトヤンシー効果(キャッツアイ効果)の確認できるカイヤナイトもありますが それらは「カイヤナイト・キャッツアイ」とよばれます また 青と緑、青と黄色、など 2色の色を併せ持つカイヤナイトは「バイカラー・カイヤナイト」と呼ばれます
ガーネット (garnet)
<硬度> 7〜7.5
<産地> インド スリランカ アフガニスタン ブラジル など
<お取り扱いの注意> 比較的扱いやすい天然石です 硬度も高く、熱にも強いです
様々な種類の色合いの石が存在するガーネットですが「柘榴石(ざくろいし)」という別名もあるようにざくろの実のように澄んだ赤い色調のものが有名で人気があります また赤だけでなく様々な色合いの石があり、黒っぽい濃い赤の「アルマディン・ガーネット」、紫がかった赤の「ロードライト・ガーネット」、淡い緑色の「グロッシュラー・ガーネット」など またグロッシュラーの中でも オレンジ色っぽいものは「ヘソナイト」、ピンク色っぽいものは「ピンク・グロッシュラー」「ロゾナイト」といいます 種類も色も豊富で楽しい天然石です
カーネリアン (carnelian)
<硬度> 6.5〜7
<産地> インド ブラジル マダガスカル など
<お取り扱いの注意点>長時間日光にさらさないように。流水は変質のおそれがあります 高温の場所で保管しないようにしてください
赤やオレンジの美しい天然石です クォーツ(石英)の変種で赤色系のカルセドニーのことをさします 縞目のない無地の赤瑪瑙を総じていいますが もし縞目模様が入っていればサード・オニクス(赤縞瑪瑙)とよばれます 成分中に含まれる鉄元素によりキレイな赤になっています インド産の褐色がかった強い赤色のものは高品質とされています
カルサイト (calcite)
<硬度> 3
<産地> アメリカ アイスランド メキシコ スペイン など
<お取り扱いの注意点>モース硬度の低い石なので流水や日光浴はさけてください 超音波洗浄は避けてください
ハワイの有名な火山「ダイアモンド・ヘッド」の名前の由来にこのカルサイトが一役買っていたそうです 火山の加工付近でキラキラと光るこのカルサイトが発見されたとき 見つけた人がダイヤモンドだと間違えるほどキラキラと輝いていたそうです そのため その火山は後に「ダイヤモンド・ヘッド」と呼ばれるようになった ということです クォーツの一種で もともとは無色透明な天然石ですが いろいろな色の石色のものもあり、それぞれ含有する成分によって発色が違うそうです
キャッツアイ (cat's-eye)
<硬度> 8.5
<産地> スリランカ ブラジル マダガスカル など
<お取り扱いの注意> 硬度も高く、比較的取り扱いのしやすい天然石です。が超音波洗浄は避けたほうが無難です
アレキサンドライトなどと同じクリソベリルの一種 本来は「クリソベリル・キャッツアイ」といいます キャッツアイ効果をもつ石は他にも多数ありますが この石が中でも一番美しく有名になったことから 単に「キャッツアイ」というと このクリソベル・キャッツアイのことをさすようになりました
クリソベリル (chrysoberyl)
<硬度> 8.5
<産地> スリランカ ブラジル マダガスカル など
<お取り扱いの注意> 硬度も高く、比較的取り扱いのしやすい天然石ですが、宝石として価値の高いものは超音波洗浄は避けたほうが無難です。
昔は「クリソライト」という名前でよばれていましたが ギリシア語で「黄金」を意味する「chrysos」という言葉にちなんで 「クリソべリル 黄金のベリル」と名づけられました 硬度も高く、耐久性もあるなど宝石としてもとても特性のあるベリルです なかでもアレキサンドライトとクリソベリル・キャッツアイ(キャッツアイ)」は特に人気の高い石です
クリスタルクォーツ (crystal qyartz)
<硬度> 7
<産地> ブラジル マダガスカル スイス カナダ など
<お取り扱いの注意> 透明度の高い水晶玉といわれる球状のものは直射日光を当てるとレンズの集光と同じ働きをするので発火の恐れありです。保管場所に注意しましょう。 アクセサリーとして身につけているときは、汗や皮脂でくもりやすいので、使用後は柔らかい布などできれいにふき取る習慣を。
奥深さのある深い透明感に吸い込まれそうな魅力のあるクリスタル 昔の人はこれをアルプスの氷河で最初に発見された事から 氷の化石を思い込んでいたのも納得の伝説です 無色透明なクォーツ(石英)を総じていいます ロック・クリスタル、クリア・クォーツなどいろいろな呼び方がそれぞれ定着しています
クリソプレーズ (chrysoprase)
<硬度> 7
<産地> オーストラリア タンザニア ブラジル など
<お取り扱いの注意点>紫外線で退色することもあるので、長時間日光に当てないように。流水は退色の恐れがあります
しっとりとしたグリーンが魅力的なクリソプレーズです クォーツ(石英)の一種で アップル・グリーン色のカルセドニーのことをさします 古代ではこの石に薬効があると信じられていたようで ギリシア語で金を意味する「chryso」 と薬としても効果があるとされていた野菜のニラを意味する「prason」とあわせた名前だとされています 日本では簡単に「クリソ」と呼ばれています
クリソコーラ (chrysocolla)
<硬度> 2〜4
<産地> アメリカ メキシコ ロシア ペルー など
<お取り扱いの注意点>日光や流水は避けたほうが良いです 原石は時間が経つと色が変化してくることもあるそうです 硬度も低いので 取り扱いには十分注意を。 超音波洗浄は厳禁です
まるで宇宙から見た地球 小さな地球というイメージのカラーの天然石です ギリシア語で金を意味する「chryso」と蝋を意味する「kolla」との合成語です クリコソーラは硬度が低く、もろい特徴がありますが 中には珪酸が混じりこんで生成される「クリコソーラ・クォーツ」という天然石もあり、こちらは石英のおかげで硬度も上がり、装飾品としても耐えられる強い石になるそうです またクリコソーラクォーツの中でも 透明度の低いものは「クリコソーラ・カルセドニー」といわれ、 縞模様が見える場合は「クリコソーラ・アゲート」といわれるそうです
クンツァイト (kunzite)
<硬度> 6.5〜7
<産地> マダガスカル アメリカ ブラジル など
<お取り扱いの注意点>経年による退色性があります。 紫外線で退色することも。長時間の日光、流水はさけて下さい 超音波洗浄は避けてください
スポデューメン(リシア輝石)という鉱物の中でもピンク色に発色のものを指します。 ピンク色の発色は含有されるマンガンによるもの。 1902年にカルフォルニアで発見された 比較的新しい石です 名前の由来はアメリカの有名な宝石学者クンツ博士の名前からつけられました 発見されたカルフォルニアの地にちなんで「カルフォルニア・アイリス」というとてもかわいらしい別名で呼ばれることもあります
琥珀 (アンバー (amber))
<硬度> 2〜2・5
<産地> ロシア ラトビア リトアニア など
<お取り扱いの注意点>非常にやわらかく、熱に弱いので流水、日光浴はさけて下さい 熱いもののそばに置いておくことも避けてください 超音波洗浄は出来ません
針葉樹林の樹脂が化石化したものです 中に内包しているものがあるほうが高価になります 映画「ジュラシックパーク」でも冒頭に蚊の入ったアンバーが重要なキーワードとして出てきましたが 内包しているものがが虫や昆虫などだともっと価値があがります 古来のギリシアでは海に打ち上げられたアンバーを発見し、「海に落ちた夕日の結晶」とたとえられたといわれています バルト海沿岸のものは「サクシナイト」と呼ばれとても有名です また、摩擦すると静電気を帯びる性質もあるそうです
コーラル (coral) 珊瑚
<硬度> 3.5〜4
<産地> 地中海沿岸 東シナ海 ハワイ沖 など
<お取り扱いの注意点>傷が付きやすく 熱、酸、油脂に弱いので使用後は柔らかい布でふき取る習慣を 超音波洗浄は避けてください
珊瑚は石の化石のように見えますが もとは海の生物です 腔腸動物のポリプが作ったコロニーの中心骨格だそうです が成分はパールと同じ炭酸カルシウムなので磨くとツヤがでてとてもキレイです 色はピンクや赤、白いものなどがあり、それぞれ「アカサンゴ」「モモイロサンゴ」「シロサンゴ」とよばれています なかには黒い珊瑚や青いものなどもあり とてもバリエーションに富んでいます

