ア行の天然石・まめ知識
<ア行の天然石のまめ知識>
アイオライト (iolite)
<硬度> 7〜7.5
<産地> インド スリランカ ブラジル など
<お取り扱いの注意点> あまり長い時間の流水はさけて下さい 超音波洗浄は避けてください
鉱物学的には「コーディエライト」と呼ばれています 透明度のある青色がきれいな石 ウォーターサファイアとも呼ばれるそうですが それは石色がサファイアに似ていて、採掘場所がスリランカの川床だったことなどからそうよばれるようになったそうです 見る角度によって色合いが違って見えるのが特徴の石で その特徴から「ダイクロアイト」という別名もあります とても別名の多い石です
アクアマリン (aquamarine)
<硬度> 7.5〜8
<産地> ブラジル パキスタン スリランカ インド など
<お取り扱いの注意点>硬度も高くて、比較的扱いやすい天然石です 宝石として価値のある石(高価な石)は流水と長時間の日光は避けたほうが良いです
澄んだ水色が特徴の石 ラテン語で「海の水」という別名を持つアクアマリン ギリシア神話の中では「海」に深く関わる逸話が多く伝えられているようで、海の精の宝物が結晶になったという神話もあります ベリルの仲間で 鉄元素を含むアクアマリン。 色合いは淡い水色から深みのある青まで様々で、原石の多くはもっと緑色かがった感じのものが多いようですが 熱処理を施してきれいな水色に仕上げているそうです ベリル種は含まれる成分により色が異なり、黄色はヘリオドール、緑はエメラルド、ピンクはモルガナイトなどがよく知られています
アゲート (agate)
<硬度> 7
<産地> ブラジル ウルグアイ インドネシア インド など
<お取り扱いの注意点> 日光、流水は変色・変質の恐れがあります 超音波洗浄は不可です
とってもきれいな縞模様が特徴の天然石 古くは石器の材料として使われたりと人々の生活に密接していた石です イタリアのシチリア島の「アカーデ」と呼ばれる川近郊で採掘されていたことから「アゲート」とよばれるようになったといわれています カルセドニーの一種ですが縞模様が見えるものは「アゲート」といい、縞模様が見えないものは「カルセドニー」と区別されていますが実際はそこの区別は明確になっておらず カルセドニーも含めてアゲートといわれることのほうが多いようです 色合いも緑や赤など、様々な色合いが楽しめる天然石です。
アズライト (azurite)
<硬度> 3.5〜4
<産地> アメリカ ロシア メキシコ など
<お取り扱いの注意点>壊れやすいので流水、日光、流水はさけて下さい 超音波洗浄は出来ません
原石は一見真っ青な火山岩のような ごつごつとした印象の石 昔はこれをつぶして顔料として絵を描くときに用いられたとのこと ラピスよりももっと深い藍色が印象的な石です 成分上はマラカイトと同一の鉱物だそうで 「ブルー・マラカイト」という別名もあります
アパタイト (apatite)
<硬度> 5
<産地> メキシコ ブラジル インド タンザニア など
<お取り扱いの注意点>原石は硬度が低いので お取り扱いには十分注意してください あんまりぶつけたりされませんように 超音波洗浄はさけてください
「アパタイト」と聞くと「歯磨き?」と連想される方も多いでしょうね その成分は骨や歯と同じ成分「フッ素」でできているとのこと この石はいろんな形で産出されることが多く、他の鉱物と見間違われてしまうことも多いそうで そんなことから「惑わす」「ごまかす」という意味のギリシア語「apate」から 「アパタイト」と名づけられたとのこと 長い間アクアマリンやアメジストなどど間違われ続けてきたそうです 色も種類があって、黄色や黄緑色のものは「アスパラガス・ストーン」 緑色や青緑のものは「モロキサイト」と呼ばれるそうです
アベンチュリン (aventurine)
<硬度> 7
<産地> インド ブラジル シベリア など
<お取り扱いの注意> 水には比較的強いですが 汗や皮脂でくもったり、長時間強い紫外線にあてると色あせたりするそうです
深みのある緑がやさしく ひんやりと心地よい石です 本来はヘマタイトやゲーサイトの結晶が入り込んでキラキラ輝く「アベンチュレッセンス」が確認できる赤や褐色の石英のことを指しましたが 今は産出量が一番多いグリーンのアベンチュリンが「アベンチュリン・クォーツ」として定着したようです
アマゾナイト (amazonite)
<硬度> 6〜6.5
<産地> アメリカ ブラジル カナダ など
<お取り扱いの注意> 水がしみこみやすい特徴があります 変色の原因になるので注意してください 一方向からの加圧で割れることもあります 超音波洗浄は出来ません
「アマゾナイト」という名前は「アマゾン川」から付けられたそうですが でもその名に反して、アマゾン川近辺では出てこない石だそうです その昔、アマゾン川流域の鉱山から産出された鉱物がアマゾナイトによく似ていて 取り違えられてアマゾン川から遠く離れた地から産出されたこの石を間違って「アマゾナイト」として認識されてしまったというのが名前の由来だそうです 間違いに気が付いたときはすでに広く知れ渡っていたので訂正ができず現在までに至ってしまったとのことです アマゾナイトは火成岩を構成している「マイクロクライン(微斜長石)の一種。 和名の「天河石」というのも雄大な大河のイメージのわいてくる名前ですがやっぱりそのイメージはこの石にはぴったりだな・・と思わされてしまいます そんな雄大な大河のような懐の深い雰囲気の天然石です
アメジスト (amethyst)
<硬度> 7
<産地> ブラジル インド ロシア スリランカ など
<お取り扱いの注意点>紫外線や熱に弱く、色が変わってしまいます 長時間の日光はさけて下さい
高貴な輝きを放つ紫色が印象的な天然石 ギリシア神話の酒神バッカスのいたずらによって石に変えられたうつくしい娘の名前から「アメジスト」とつけられたという神話があることはとても有名ですね その神話から「バッカス・ストーン」という別名もあります 日本では古来より「紫色」はもっとも高貴は色とされていて、日本でも「加賀紫」と呼ばれる良質なアメジストが産出されていたそうです
アメトリン (ametrine)
<硬度> 7
<産地> ブラジル インド ロシア スリランカ など
<お取り扱いの注意点>紫外線や熱に弱く、色が変わってしまいます 長時間の日光はさけて下さい
アメジストにシトリンが入り込んだ、妖艶な美しさのある天然石です。 ネイティヴアメリカンたちによって大事に守られていたため、この石の存在が明らかになったのはずいぶん後になってからだったといわれています。 バイカラークォーツ(by-color quartz)や パーティーカラードクォーツ(party-colored quartz)などの別名で呼ばれることもあります。
アンバー (amber) 琥珀
<硬度> 2〜2・5
<産地> ロシア ラトビア リトアニア など
<お取り扱いの注意点>非常にやわらかく、熱に弱いので流水、日光浴はさけて下さい 熱いもののそばに置いておくことも避けてください 超音波洗浄は出来ません
針葉樹林の樹脂が化石化したものです 中に内包しているものがあるほうが高価になります 映画「ジュラシックパーク」でも冒頭に蚊の入ったアンバーが重要なキーワードとして出てきましたが 内包しているものがが虫や昆虫などだともっと価値があがります 古来のギリシアでは海に打ち上げられたアンバーを発見し、「海に落ちた夕日の結晶」とたとえられたといわれています バルト海沿岸のものは「サクシナイト」と呼ばれとても有名です また、摩擦すると静電気を帯びる性質もあるそうです
インカ・ローズ (Inca rose) ロードクロサイト
<硬度> 3.5〜4
<産地> アルゼンチン アメリカ 南アフリカ メキシコ など
<お取り扱いの注意> 硬度が低く、割れやすいので注意です 酸に弱い性質がありますので汗などついたらきれいにふき取ってください また、長時間の紫外線で退色することもあるそうです 超音波洗浄は出来ません
カルサイト(方解石 Calcite)の一種です カットによって大輪の薔薇のような模様が現れることから「インカの薔薇 Inca rose」という名前が付けられました またの名を「ロードクロサイト」といいます ギリシア語で「薔薇の石」という意味があります その薔薇のような赤ピンクの色は含有しているマンガンによるもの 赤っぽく濃い色で、透明度の高いものから 不透明のピンク色で花のような模様、縞模様が美しいものなどがあります
エメラルド (emerald)
<硬度> 7.5〜8
<産地> コロンビア アフガニスタン ロシア インド など
<お取り扱いの注意点>高価なものは水に注意 濡れたらすぐにふき取ってください 衝撃にも弱いのでぶつけないよう注意してください 超音波洗浄は出来ません
ベリル種の天然石です 成分中に含まれる「クロム」がこの色を出しています 他のベリル種とは異なり 小さな結晶にしか育たず、インクルージョンも多いため、オイル処理などしてキレイな石に仕上げるそうです そのためキレイな石は大変高価になってしまうそうです また、衝撃に弱い性質があるため、四角形のカット「ステップ・カット」のさらに四隅をカットしたデザインをエメラルドのために考案され、これを「エメラルド・カット」と呼ばれるようになったそうです
オニキス(オニクス) (onyx)
<硬度> 7
<産地> ブラジル ウルグアイ インド アメリカ など
<お取り扱いの注意点>長時間の日光、流水は変色の恐れあり 汗、皮脂でくもりやすいです。ふき取る習慣を。 超音波洗浄はさけてください
クォーツ(石英)の変種です 当初は縞瑪瑙「バンデット・アゲート」のことをさしていましたが オニクス・アゲート、サード・オニクス(赤縞瑪瑙)やブラック・オニクス(黒瑪瑙)のことも含めていうようになり、 今ではオニクスといえば黒瑪瑙のブラック・オニクスのことをさすようになりました どこまでも深い漆黒とツヤ感が神聖な雰囲気のある天然石です。
オパール (0pal)
<硬度> 5.5〜6.5
<産地> オーストラリア メキシコ ブラジル インドネシア など
<お取り扱いの注意点>熱、乾燥に弱い石です 水気には強い石です 超音波洗浄は出来ません
様々な色合いが見る角度によって表面に浮かぶプレーオブカラー(遊色効果)が美しい天然石。 サンスクリット語で「宝石」を意味する「ウパラ upala」が名前の由来だそうです 微細な珪酸球が岩目の隙間に沈殿していって堆積したものです 珪酸球の効果により虹色にキラキラきらめくものもあります ブルーやピンクなど色も多彩です オパールには2種類あり、プレー・オブ・カラーを示すものは「プレシャス・オパール」といい 不透明でプレー・オブ・カラーの入っていないものはコモン・オパール(もしくはポッチ)と呼ばれます
オブシディアン (obsidian)
<硬度> 5
<産地> メキシコ アメリカ タイ カナダ など
<お取り扱いの注意> 注意が必要というほどではありませんが 硬度は比較的低いのと、強い衝撃にも比較的弱い石です 超音波洗浄は避けたほうが無難
黒い虹のような 深みのある色合いで吸い込まれそうな印象の天然石です 他の鉱物を内包しているものや 表面に明るい虹のような輝きがあるものなどいくつか種類があります オブシディアンは火山性溶岩が結晶ができるより早く冷却されたときにできた 天然のガラスです 別名を「グラス・ラーバ」といいます 虹色のようなシーンを確認できる「レインボー・オブシディアン」や斑点模様がかわいい「スノーフレーク・オブシディアン」、ゴールドやシルバーなどラメのような模様が美しい「シーン・オブシディアン」などは冷却されるときの状況によって様々なオブシディアンが生まれるのだそうです

