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ラ行の天然石・まめ知識

<ラ行の天然石のまめ知識>

ラピスラズリ (lapis-lazuli)

<硬度> 5〜5.5

<産地> アフガニスタン ロシア チリ ミャンマー など

<お取り扱いの注意点>柔らかく、とてもデリケートな石です 水は避けるようにしてください

アースブルーがとても神秘的なラピスラズリです かのツタンカーメンの墓からはものすごい量のラピスラズリが発見され、黄金のマスクにもラピスが多量に使われていたことは有名な話です その鮮やかな青は絵を描く顔料としてもはるか昔から使われてきました 名前の由来はラテン語で「石」を意味する「ラピス lapis」 となぜかアラビア語で「青い」を意味する「ラズワルト lazward」の合わさった名前といわれています  パイライトによる金色の斑点模様の入っているものもあり、 またグレーや白が多く入っているものは「ラピス・マトリクス」という名前で呼ばれます

ラブラドライト (labragorite)

<硬度> 6〜6.5

<産地> カナダ マダガスカル アメリカ メキシコ など

<お取り扱いの注意点> 圧迫には弱いので注意してください 超音波洗浄もさけてください

フェルドスパー(長石)の中のプラジオクレース(斜長石)の一種 一見は地味な感じの天然石ですが 内側からギラリと輝く青い光には驚かされます この輝きは「ラブラドレッセンス」といわれます カナダの東にあるラブラドール半島でこの石が発見され 地名にちなんで「ラブラドライト」という名前がつけられたそうです 

ラリマー (larimar)  ペクトライト

<硬度> 4.5〜5

<産地> ドミニカ イギリス アメリカ カナダ など

<お取り扱いの注意点>水に比較的弱い石です 退色の恐れがあります 超音波洗浄は出来ません

カリブの青い海そのままの天然石ラリマーです ペクトライトという呼び名もあります 「ラリマー」というのはドミニカ産の青いペクトライトの呼び名なのですが こちらのほうが馴染みが深くなってしまいました ペクトライトには他にもピンクや黄色など種類があります 「ラリマール larimar」というのが現地での呼び名ですが これは発見された現地の宝石商の愛娘「ラリ」とスペイン語で「海」を意味する「マール」の造語であるとされています 比較的新しい石です 

ルチルクォーツ (rutilated quartz)

<硬度> 7

<産地> ブラジル オーストラリア

<お取り扱いの注意点> 汗や皮脂がついたままになってしまうとくもってしまうこともあるそうなので ついてしまったらきれいにふき取ってください  また、長時間紫外線にさらすと色あせすることもあるようです 注意してください 

透明なクリスタルの中に黄金の針が混入した 見た目にも豪華な雰囲気の天然石ルチルクォーツです 金線の入り方にも呼び名があって 直線状に入った針状、または棒状の金線は「キューピッドの矢」と呼ばれ、 また 髪の毛ほどの金線で緩やかに湾曲しているものは「ヴィーナス・ヘア」と呼ばれています また 放射線状にルチルが入っているものは「太陽ルチル入り水晶」と呼ばれています

ルビー (ruby)

<硬度> 9

<産地> ミャンマー タイ マダガスカル など

<お取り扱いの注意> 硬度が高く、熱や酸にも強い、丈夫な石です。 逆に他の石を傷つけないよう、保管は他の石とぶつからないように別々にしたほうがいいと思います。

ダイヤモンドに次ぐ硬度の高さを持つ天然石・ルビーです ルビーの名前はラテン語の「rubeus」という「赤」を意味する言葉からきています 含有しているクロムによって鮮やかな赤の発色が楽しめます 血のように真っ赤なルビーは「ピジョン・ブラッド(鳩の血)」と呼ばれ人気があります また、逆に鉄分を多く含み、黒っぽい色合いのものは「オックス・ブラッド(雄牛の血)」と呼ばれます  内部にチタンを含みスター効果の出るものもあり、それらは「スター・ルビー」と呼ばれます

ローズクォーツ (rose quartz)

<硬度> 7

<産地> ブラジル マダガスカル モザンピーク など

<お取り扱いの注意点> 退色性がありますので 長時間日光にさらし続けないほうがいいです  汗、皮脂でくもることもありますので注意が必要です

「美の女神アフロディーテの石」とも称される霞ピンクが控えめな美しさの天然石・ローズクォーツです その色合いから「薔薇石英」とも言われます その可憐なピンク色を出しているのは、含有されるアルミニウムや微量の酸化チタンによるもので、透明度が低くにごって見えるのが特徴の石です。 中には驚くほど透明度の高いローズクォーツもあって、それらは「紅水晶」「薔薇水晶」という名前で呼ばれます。 ローズクォーツは「マッシブ」という塊の状態で産出されます 他の石英類のように結晶の状態では出てきません  内部にルチルのインクルージョンが入っている場合 スター効果を現すこともありますが はっきりと出ているものは少ないということです

ロードクロサイト (インカ・ローズ (Inca rose))

<硬度> 3.5〜4

<産地> アルゼンチン アメリカ 南アフリカ メキシコ など

<お取り扱いの注意> 硬度が低く、割れやすいので注意です 酸に弱い性質がありますので汗などついたらきれいにふき取ってください また、長時間の紫外線で退色することもあるそうです 超音波洗浄は出来ません

カルサイト(方解石 Calcite)の一種です カットによって大輪の薔薇のような模様が現れることから「インカの薔薇 Inca rose」という名前が付けられました またの名を「ロードクロサイト」といいます ギリシア語で「薔薇の石」という意味があります  その薔薇のような赤ピンクの色は含有しているマンガンによるもの 赤っぽく濃い色で、透明度の高いものから 不透明のピンク色で花のような模様、縞模様が美しいものなどがあります  

ロードナイト (rhodonite) 

<硬度> 6

<産地> オーストラリア ロシア メキシコ イギリス など

<お取り扱いの注意点>長時間の日光はさけて 酸にも弱いので汗が付いたらすぐにふき取ってください  

濃いピンクと黒のコントラストが神秘的な魅力のある天然石・ロードナイトです ギリシア語で「薔薇」を意味する「rhodon」に由来します  珪酸マンガン鉱物で通常はマンガンに起因するピンク色ですが マンガンの含有量が多いと黒いインクルージョンが見られます オーストラリア産で赤みが強く、透明度の高い澄んだものは「インペリアル・レッド・ロードナイト Imperial red rhodonite」と呼ばれています